ピッツァの研究 01

ピザではない。ピッツァである。


職場の部下たちにふるまった際、
「ほう、ピッツァなど作れるのですか…」
と表現されたのが妙に心に残った。
よし、目指すのはプロ級のピザではなく、本場のピッツァだ!


今日は家族に2枚焼いてやった。
生地は先週作って冷凍していたやつ。
1次発酵後にガス抜きして冷凍したのだが、本日、2次発酵の時間が短かったのか、
はたまた1次発酵をさせ過ぎたのか、膨らみが悪かった。
次回は1次発酵~冷凍の時間を短くしてみよう。


前回は1次発酵後に伸ばして焼いてみたのだが、
弾力というか、しなやかさが違った気がする。今回の方が伸びが良い。
やはり手間をかけて2次発酵させた方がピッツァに近づくのだろうか。


さて、味付けはなかなか良かった。ちょっと塩辛かったけど。
ソースはトマトピューレとペースト、塩のみ。
中央にアンチョビーフィレを手でちぎったもの
周囲にケッパー塩漬けを軽く水洗いしたもの
焼いた鶏肉が余っていたのでほぐしたものをばらまき
普通のピザ用シュレッドチーズ、EXVひとまわし


先日、研究のため店で頼んだロマーナを真似してみたのだが、割と近かった。
改善点として、アンチョビーフィレは包丁で刻み、量も減らすべき。
中央のみに配置するのは正解だ。
ケッパーは1切れに2粒程度あれば良いようだ。
モッツアレラをメインに使うのであれば、少々塩気を残しても良さそうだ。


生地の伸ばし方は、まだまだだ。
パタパタと左右でパスしながら伸ばすやつをマスターしたい。
まぁあと半年もすれば、そこそこなレベルまでは行けるだろうが、
できれば一度、プロに弟子入りしたいものだ…


そうなれば次のレベルに必要なのは温度だ。
今のオーブンでは300℃が限界。窯が欲しい。
意外にも、石窯より金属性のやつの方が家庭用としては良さそうだ。
中古に安く出回るのを辛抱強く待つとするか。